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Chapter.11 [ プロパティウィンドウ ]

■プロパティ

『プロパティ』という言葉があります。日本語訳すると『属性』という意味です。VBEの画面をよく見ると、プロパティウィンドウという部分がありますが、これはコントロールなどのオブジェクトの、様々な属性を簡単に設定するための機能です。

060.gif


もし、これが表示されていないという場合は、メニューの『表示』から『プロパティウィンドウ』の順にクリックしていけば表示されます。

プロパティウィンドウには、現在選択されているオブジェクトの、様々なプロパティ、つまり属性が表示されています。フォームをデザインしていればわかりますが、オブジェクトの種類によって、プロパティも変化します。色々なオブジェクト(コントロール)をフォーム上に配置して、順に選択していってみましょう。内容が変わっていくのがよくわかるのではないでしょうか。

このプロパティを変更することによって、コントロールなどのオブジェクトの属性を変更し、機能面や見た目を変更します。これによって多彩な挙動や表現を実現できます。


■プロパティの種類

今回も、ラベルを例にとってプロパティを変化させるプロセスを見ていきましょう。ラベルにはざっと挙げただけでも、次のようなプロパティがあります。

Nameプロパティ:
そのオブジェクトの名前を定義するプロパティです。
この部分を変更すると、そのコントロールの名前が変わります。コードからこのオブジェクトを指定するときに、ここで定義されている名前を使用します。ラベルの場合の規定値は『Label*』です。(*の部分には連番が自動で入ります)

BackColorプロパティ:
そのオブジェクトの背景色を定義するプロパティです。
ラベルの場合はこのプロパティを変更することで、ラベル自体の色が変わります。黒いラベルとか赤いラベルとか作れます。

BackStyleプロパティ:
そのオブジェクトの背景を透過処理するか指定します。
規定値は『1 - FmBackStyleOpaque』ですが、これに『0 - fmBackStyleTransparent』を指定することで、背景が透けて見えるようになります。もし背景を透過処理している場合は当然BackColorプロパティで指定した色は表示されません。透明なので。

BorderColorプロパティ:
オブジェクトの枠線の色を定義するプロパティです。
ラベルの場合は、既定では枠線が無いので、このプロパティを変更しても特に視覚的な変化はありません。後述のBorderStyleプロパティを変更して枠線を表示している場合に有効になります。

BorderStyleプロパティ:
そのオブジェクトの枠線を表示するかどうかを定義します。
規定値はオブジェクトによって異なります。ラベルの場合は『0 - fmBorderStyleNone』になっており、枠線が表示されていません。『1 - fmBorderStyleSingle』に指定すると枠線が表示されます。イメージオブジェクトなどは、既定で枠線が表示されるコントロールです。

Captionプロパティ:
オブジェクトに表示される文字列を定義するプロパティです。
ラベルは文字列を表示するのが目的のコントロールなので、このCaptionプロパティはとても重要です。ここで指定されている文字や文章が、実際にラベルに表示されます。

ControlTipTextプロパティ:
そのオブジェクトの上にマウスカーソルが来たときに、簡単な説明文を表示するときなどに使うプロパティです。
例えばフォームに配置したボタンに『処理を完了します』というControlTipTextプロパティを設定すると、そのボタンの上にカーソルが来たときに、小さなポップアップが表示され、処理を完了しますというメッセージが表示されます。ボタンなどにはあまりたくさんのメッセージを表示させるわけにはいきませんので、このようなプロパティを有効に活用することで、ユーザーフレンドリーな設定を行うことができます。

Enabledプロパティ:
そのオブジェクトの使用許可を設定します。
よく設定画面などで、一定の要項をチェックしていないと、ボタンが灰色になっていて先に進めない場合などがあります。利用規定に同意しますか? とかの時によく見かけますね。『同意する』というオプションボタンをチェックしないと、完了ボタンが押せないヤツです。
このような場合には、Enabledプロパティが設定されているのです。規定では、全てのコントロールで使用が許可される『True』が設定されています。もし、一時的にそのコントロールの使用を許可したくない場合には、Enabledプロパティに『False』を指定するとよいでしょう。

Fontプロパティ:
そのオブジェクトのフォントを定義するプロパティです:
自由にフォントを変更できます。太字にしたり大きさを変えたりできるのは、一般的なフォントの変更を行う場合と同じです。

ForeColorプロパティ:
オブジェクト上に表示されている文字の色を定義するプロパティです。
文字が表示されていない場合は関係ありません。ラベルは大抵文字が表示されていますので、このプロパティを変更することで、文字の色を自由に変えることができます。

Heightプロパティ:
そのオブジェクトの高さを定義するプロパティです。
このプロパティに大きな数字を指定すれば、縦に長いコントロールになります。負の数値は指定できません。

Leftプロパティ:
オブジェクトの横位置を定義するプロパティです。
HeightやWidthプロパティとは異なり、負の数値を指定することもできます。フォーム上に存在するコントロールの場合には、フォームの左の端からの距離を指定します。このプロパティに大きな数値を指定するほど、右の方向へずれていきます。

Pictureプロパティ:
オブジェクトの背景に表示する画像を指定します。
ラベルの場合はあまり使うことはありませんが、イメージオブジェクトは画像を表示させるためのコントロールなので、非常に重要なプロパティです。

TextAlignプロパティ:
そのオブジェクトに表示される文字列の位置関係を定義します。
例えば、左寄せや右寄せ、中央揃えなども指定できます。

Topプロパティ:
オブジェクトの縦位置を定義するプロパティです。
フォームの上の端からの距離を指定します。大きな数字を指定すると、その分下の方向へずれていきます。

Visibleプロパティ:
そのオブジェクトが視覚的に見えるかどうかを定義します。
もし、Visibleプロパティに『False』が設定されている場合は、画面上にそのコントロールは表示されません。その場所には存在しているのですが、見えないだけです。『True』を指定することで、表示させることができます。シューティングゲームなどでは、自機が破壊されてしまったときなどは非表示にしなきゃいけませんよね。そんなときにはVisibleプロパティに『False』を指定すれば非表示になります。

Widthプロパティ:
そのオブジェクトの幅を定義するプロパティです。
Heightプロパティと対を成すプロパティで、オブジェクトの横幅を指定できます。Heightプロパティ同様、負の数値を指定することはできません。大きな数値を指定するほど、横に長くなっていきます。


■膨大なプロパティ

どうですか。疲れますね、これは。
上に挙げたのは、ラベルのプロパティの約半分程度です。ラベルひとつとってもこれだけのプロパティがあるのに、コントロールによってはもっとたくさんのプロパティがあるのですから、たまりません。

結論から言うと、全てのプロパティを覚える必要はありません。状況に応じてある程度使うプロパティは決まってきます。少しずつ、使う機能だけ覚えていけば充分です。ただし、プロパティについて詳しく知りたい場合は、ヘルプを参照したり、インターネットで調べてみたりすると、実はこんな機能があったのか! という発見があることも多いです。興味のある方は是非調べてみてください。

今回はあくまでもプロパティについての基本を理解して欲しいだけです。
細かなプロパティの内容まで覚える必要はありません。ですからあまり勢い込んでプレッシャーを感じないでくださいね。


■格言

プロパティとは属性のこと
プロパティを操ることで多彩な表現が可能になる
必要なプロパティだけを覚えればよい


焦らずゆっくりね。


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