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Chapter.6 [ 変数 ]

■変数の概念

前回の最後に、変数について少しだけ触れましたが、今回はこの『変数』についてを主として解説したいと思います。
それではおさらいも兼ねて、前回紹介したコードを見てみましょう。

Sub Test_2()
Moji = "メッセージのテスト"
MsgBox Moji
End Sub

MsgBoxは、その後ろにつながる文字を、メッセージとして表示する命令だということは、前回説明しましたね。上のコードを見てみると、『Moji』というメッセージが出そうな気がしてしまいますが、実際に実行してみると『メッセージのテスト』というメッセージが出ます。これはどういうことなのでしょうか?

実はこの『Moji』こそが、今回のテーマでもある『変数』なのです。
変数というのは、よく、箱のようなものであるといわれます。しかし、私は最初、恥ずかしながらこの説明では変数を理解できなかった一人です……。初心者だったころ、変数は箱だ、と言われて「はぁ?」とクエスチョンマークが浮かびました。そこで私なりにもう少しわかりやすく説明してみることにします。


■変数はなぜ必要なのか

まず次のコードを見てください。

Sub Test_3()
MsgBox 1 + 2 + 3
End Sub

このコードを実行すると、メッセージは『6』と表示されます。簡単ですよね。計算結果をメッセージとして表示しているだけです。※このコードが動くということはMsgBoxによって、数字や計算結果を表示することも可能、ということがわかります。

それでは次のコードはどうでしょう。

Sub Test_4()
X = 1
Y = 2
Z = 3
MsgBox X + Y + Z
End Sub

このコードを実行すると、やはりメッセージは『6』と表示されます。
このコードでは、変数を3つ使っているのがわかりますか? 『X、Y、Z』の3つが変数です。つまり、箱を3つ用意して、そのなかに異なる数字を入れてから計算に使っているのです。『Xという名前の箱』には1を、同様に『Yという名前の箱』には2を、『Zという名前の箱』には3を入れて、あたかも数字のように計算に使うことができるのです。

次のコードは先ほどのコードと似ていますが、メッセージが変わります。

Sub Test_5()
X = 4
Y = 5
Z = 6
MsgBox X + Y + Z
End Sub

どんなメッセージが出るかはもうわかりますよね?
答えは『15』です。これは説明不要ですね。

さて、上で説明したコードでは、わざわざ変数を使う必要はないように見えます。いちいち変数に数字を代入しなくても、直接計算すればいいだけですものね。
それでは変数が必要なときというのは、いったいどういうときなのでしょうか。

例えば次のようなケースを考えてみましょう。

例:正方形の面積を求める
ただし、一辺の長さは毎回変わる


上のようなケースでは、一辺の長さが、そのときどきによって変わってきます。10cmの場合もあれば、15cmの場合もあるでしょう。こんなとき、たくさんのプログラムを用意するのは無駄ですし、第一全部のケースに当てはまるように複数のプログラムを用意しておくなんて不可能です。
そこで変数を使用して、以下のようなコードを書いてみます。

Sub Menseki()
a = 正方形の一辺の長さ
b = a * a
MsgBox b
End Sub

このコードでは、始めに『a』という変数に一辺の長さを代入しています。さらに、『b』という変数にaの2乗を代入しています。これなら正方形の一辺が、たとえ何センチであっても、ひとつのプログラムで全てカバーできますね。最後に計算結果である『b』をMsgBoxを使って表示すれば、一辺の長さが変わっても簡単に面積を知ることができます。

このように、変数を使うことによって、汎用的で柔軟なプログラムを書くことが可能になるのです。プログラムの見た目もスッキリしますし、何より無駄にコードを書く必要が無くなります。
ゲームのプログラミングに限らず、ほとんどのソフトでは、使う人や使う場面によって、どのような操作をするかが変わってきます。変数を使うことによって、たったひとつのプログラムで様々な動作ができるようになったり、一定の法則にのっとった結果を導き出すことができるようになります。これはとても重要なことです。


■変数の種類

実は変数には複数の種類があります。
先ほどのコードで説明すると、変数aには、必ず数字が入る必要がありますよね。もし変数aの中に『あ』とか文字が入っていたら、計算することができません。
そこで、変数の種類を、あらかじめ宣言しておくことができます。この変数の種類のことを、一般には『変数の型』と呼びます。

ここでは全てを覚える必要はありません。参考までに載せておきますので、とりあえず流し読みでも大丈夫です。

変数の型一覧
記述型の名称入るデータ
Byteバイト型0~255
Booleanブール型TrueかFalse
Integer整数型-32768~32767
Long長整数型-2147481648~
2147481647
Single単精度浮動小数点型Longの小数点使用可版
Double倍精度浮動小数点型Singleの桁数が倍くらい版
String文字列型文字または文字列
Objectオブジェクト型いろんなオブジェクト
Variantバリアント型何でも入っちゃう便利な型
※万能ではないので注意

ここに列挙したもの以外にも型はありますが、とりあえず使いそうなものだけ載せています。それでもかなり色々な種類があるのがわかると思います。

さきほど、変数の型を、あらかじめ宣言しておくことができると書きました。その方法については次回改めて解説したいと思います。
今回は、変数がどんなものか、どうして変数が必要なのかがわかれば、それで充分です。変数はプログラミングの基礎中の基礎ですので、焦らずゆっくり、ひとつひとつ理解していってください。


■格言

変数は様々なデータの入れ物になる
変数を使うことで柔軟なコードが書ける
変数には目的別に様々な型がある


理解できたかな? 説明不足じゃないか不安です……。


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